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カイロは冬を乗り越えるために便利グッズ!効果的な貼り方と低温やけどを避ける方法3選

寒い冬にポケットの中に忍ばせておくと、じんわりと温かくなる「カイロ」には色々な種類があります。そして、カイロには寒さを乗り切るだけではなく、痛みを和らげる効果もあります。カイロにはどんな種類があるのか、使い捨てカイロはどうして温かくなるのか、などの不思議にも焦点を合わせて解説していきます。

2018年01月12日更新

Hiroko (カラケア編集部)

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[1]カイロの種類はどんなものがある?

使い捨てカイロ

代表的なものに、「使い捨てカイロ」があります。使い捨てカイロと一括りにしも、種類が色々です。大きさも手のひらサイズのものから大きなものまであります。繰り返して使用はできないため、使い捨てカイロと呼ばれます。だいたい18時間から24時間程の長時間、温かさが持続します。足首用、首用などと身体の一部専用のものなど、多種多様のものが販売されています。

貼るタイプの使い捨てカイロ

使い捨てカイロの種類には、カイロにテープが付いていて服などの上から貼れるタイプのものがあります。テープは剥がした時に服に残らないような配慮がされていて、温かさの持続時間は張らないタイプよりも短い時間で設定されています。服の上に貼って使うので、外に出かける時間を想定して作られているためです。

また、温度も貼らないタイプよりも少し低くなっています。これは、服の上から貼って使用するので、貼らないタイプのものよりも肌に近い箇所で使用するためです。貼るタイプと貼らないタイプのカイロは温度や持続時間の他にも、表面に使用している布の手触りまで変えています。貼らないタイプは手で持つことが多いため、手触りがよい素材を使っているのです。

レンジで温めるタイプのカイロ

湯たんぽと同じ使い方をする、電子レンジで温めるタイプのカイロもあります。電子レンジで数分温めるとカイロが熱を持ち、真冬の布団の中に入れて足元を温めるのに使用します。商品によって持続時間と温度は異なりますが、温めると45度ほどになって、布団の中で使用した場合は7時間ほど温かさが持続します。

このカイロは、繰り返し使用できます。中身がジェルタイプのものは柔らかく、足を置いても心地よく使用できます。温度が上がりすぎなく柔らかいため、ペットの防寒対策に使用している人もいます。

充電式のカイロ

充電式のカイロはパソコンなどのUSBに差し込み、充電して電気による熱で温まるタイプのカイロです。中にはカイロとスマホのバッテリー、LEDライトを兼ねているものもあります。温度は何段階かあり、好みで選べます。最大5時間程温かさが持続します。充電する環境さえあれば、いつでも温かいカイロが使えます。

[2]使い捨てカイロとはどんなもの?

使い捨てカイロが温かくなる仕組み

鉄が空気中の酸素と反応し、酸化して酸化鉄になるという化学反応を利用して作られたのが使い捨てカイロです。化学反応を起こす時に、熱が発生します。この熱を利用してカイロが温かくなるのです。

使い捨てカイロの正しい使い方

使い捨てカイロをよく揉むと温かくなると聞いたことはありませんか?実はこれは間違った使い方です。使い捨てカイロは袋から出して、数回振るだけで充分温かくなります。貼るタイプも貼らないタイプもどちらも揉まないで使いましょう。

使い捨てカイロの捨て方

使い捨てカイロの捨て方は、自治体によって異なります。外袋はビニールで、本体は鉄、炭、土でできています。捨てる際は、お住いの自治体に確認して指示に従いましょう。

[3]使い捨てカイロの効果的な貼り方

痛みを和らげるための貼り方

カイロを当てる場所によって、痛みが緩和されたり効果が変わります。

  • 首に貼ると全身が温まる
  • 首には太い血管が通っています。太い血管を温めることで、温まった血が全身に流れるため身体中を温めることができます。

  • お腹を温めると元気に過ごせる
  • 身体全体が冷えると感じた時に、おへその指2本分ほど下にあるツボを温めると、全身が温まります。そこは「気海(きかい)」というツボで毎日温めると身体の調子が整って、元気に過ごすことができる効果が期待できます。

  • 背中を温めると肩こりの緩和
  • 僧帽筋という筋肉は大きく、その筋肉が冷えると血の巡りが悪くなって筋肉が固くなることで肩こりなどの原因になります。僧帽筋は肩から背中にかけてあります。この筋肉を温めるためには肩甲骨の間にカイロをあてます。筋肉を温めると肩こりの緩和にもなります。

  • 頭痛を和らげるためには肩に貼る
  • 首を温めることで、頭痛を和らげる効果があります。首には脳へ血を送る血管があります。タオルなどでカイロを包み、首に巻きます。

  • 胃の調子が悪い時は胃のあたりに貼る
  • 胃を温めことで、胃もたれやむかつき、食欲不振などの症状が和らぐことがあります。また、生理痛や便秘や下痢などの症状がある場合は下腹部をカイロで温めると症状がよくなる効果が期待できます。

使い捨てカイロを貼るだけでダイエットできる?

インターネットなどで、使い捨てカイロを貼るだけでダイエットができるという記事を見たことがある人がいるかもしれません。身体が冷えると血流が悪くなります。そうなると、代謝が悪くなって太りやすくなってしまいます。血流を良くして代謝を上げることで、痩せやすい身体を作ることができます。そのために、カイロを使用するという意味ではダイエットのサポートになるのです。

[4]低温やけどを避けるための方法

ポケットの中に入れる

低温やけどを避けるためには、カイロを直接肌に当てないことが重要です。貼らないタイプのカイロは、服のポケットに入れるといいでしょう。そして、カイロを一箇所に長い時間当てない、カイロが当たっている所を圧迫しないようにすることが大切です。

服の上から貼る

貼るタイプのカイロは、直接肌に貼ってはいけません。服の上から貼るようにします。肌着や中に着るシャツなどに貼って使います。もしも、貼っている時に熱くなってきたらはがしましょう。

専用のケースに入れる

カイロを入れる専用のケースがありますので、それに入れて使用するという方法もあります。もしも専用のケースを持っていなくても、手持ちの布の袋で代用できます。巾着やポーチに入れて使用すれば低温やけどを防げます。

[5]カイロの使い方いろいろ

ハイヒールを履く時に足の裏に貼ると冷え対策に!

カイロには首専用のもの、手首に巻くものなど、部分的に使用するものがたくさん売っています。その中でも、足の裏に貼るものがあって女性に大人気です。特にハイヒールを履く場合は、ストッキングだけでは足先が冷えてしまうことがあります。そんな時に、足の裏に貼るカイロを使用すると快適に過ごすことができます。

カイロを長持ちさせるための裏技とは

カイロの貼らないタイプのものは、24時間ほど温かさが持続しますが、24時間ずっと使わない場合はカイロを一時的にお休みさせる裏技があります。この裏技は貼るタイプの「はるオンパックス」を販売しているメーカー「マイコール」のレポートによるものです。

カイロをお休みさせるというのは、出勤の時に使ったものを会社では使用しないため、帰りに温かさを持続させるための方法です。封を開けて使ったカイロをジッパー付きの密封袋に、なるべく空気を抜いて入れます。空気を抜いているために、カイロの働きが一旦休止します。しかし、休止といっても24時間という持続時間は変わりません。朝に使ったものを昼間は休ませて、夜にもう一度使うというくらいです。

参考:マイコール

[6]カイロを使って寒い冬を乗り切ろう!

昔から人々は、寒い冬を乗り切るために色々な工夫をしてきました。江戸時代には石を囲炉裏に入れて火で温め、それを布で包んで服の中に入れたりして暖をとっていました。これがカイロの始まりです。現在では使い捨てカイロや充電式のカイロなど、用途によって使えるたくさんのカイロが売られています。健康を保つためにも、カイロを上手に使用して冬を乗り切りましょう。

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