免疫力の基礎

冬の薄着は代謝アップやダイエットにいい?その効果・理由と実践する時のコツ

冬は寒くて服をたくさん着込んでしまう、という人はいませんか?しかしその反対に、それだけしか着ていないの?というくらい薄着の人もいます。冬でも薄着の人は風邪などひきやすくならないのでしょうか。今回は、冬の薄着は健康にどのような影響を与えるのかお話していきます。

2018年03月02日更新

Hiroko (カラケア編集部)

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[1]冬の薄着は痩せたり代謝が高まるって本当?その効果とは

幼稚園や保育園では薄着を推奨し、親にも子どもたちには薄着にさせるように勧めるところが多いです。冬に薄着をさせて、風邪を引きやすくなったりしないのでしょうか。実は、冬の薄着は健康には良いことがたくさんあるのです。

冬の薄着は体温の調整機能を向上させる

人の身体は、外の温度に合わせて体温調整をしています。例えば、夏は汗をかくことで自然に体温を下げるように体温調整をしています。しかし、寒いからと冬に厚着をしていると、外の温度の変化に身体が対応できなくなってしまいます。

肌で寒さを感じることで、身体が自然に体温調整ができるようになっていくのです。夏は冷房を使いすぎないようにして、適度に汗をかくことが大切なように、冬も暖房を使いすぎないようにして、身体の体温調整機能を高めることが大切です。

冬の薄着は免疫力を上げて風邪をひきにくくする

人の身体は、外の気温の変化に合わせて体温を調整するのですが、気温の変化を感じるのは皮膚です。皮膚で気温を察知して体温調整を行います。しかし、冬に厚着をすることに慣れてしまうと皮膚の感覚器官が鈍ってしまいます。そして次第に、免疫力が上がらなくなってしまうのです。

人の身体は体温が低いと免疫力が低いのですが、寒さを感じて体温をあげようと身体の中のエネルギーを使うことで代謝がよくなって、その働きで免疫力が高まります。このため、冬は薄着をし代謝を上げて免疫力を高めることが健康のためにも大切なのです。また服をたくさん着込んでしまうと、服の中で体温が上がりすぎて身体の熱を外に放出する働きが強くなってしまうため、身体が冷えやすくなってしまいます。
この体温と免疫力について更に詳しく知りたい方は、体温と免疫力の関係性についての記事も参考にしてください。

冬の薄着は自律神経のバランスが発達する

自律神経とは自分の意識とは関係ないところで、身体を動かす役割をしている神経です。例えば、呼吸をする、心臓を動かす、暑い時に汗をかいて体温調節をするなどの働きです。この神経が正しく働かなくなると身体の調子が悪くなり、頭痛や低体温、冷え性や貧血など色々な支障をきたしてしまいます。

薄着で生活をすることで、皮膚が気温を敏感に感じ取れるようになって、体温調節機能が高まります。そうなると、自律神経のバランスが発達し、体調を管理する力が正常に働くようになります。

冬の薄着は基礎代謝が高まってダイエットのサポート

皮膚の体温調節機能が正常に働くと、冬に体温をあげようとして血液の流れをよくして身体中に血液がめぐるようになります。手足の先まで血液を行き届かせるため、冷え性を解消させる働きがあります。体温が上がると代謝が上がるのでダイエットのサポートのために、薄着をして代謝を上げることはよいことです。薄着をしたからといって痩せるわけではありませんが、代謝を上げるという点では十分効果が期待できます。

[2]冬の薄着を実践するためのコツ

厚木の人は冬の薄着は徐々に慣らしていく

冬は薄着がいいからといって、それまでずっと厚着で過ごしてきた人が急に薄着になったら体調を崩す可能性があります。薄着にしていくためには、秋口から徐々に慣らしていくのがスムーズなやり方です。秋から厚着になりすぎないように意識することで薄着に慣れていくといいでしょう。

冬の薄着で大切なのはインナー

薄着にする時には、インナーを着ることが重要です。大きめでダボッとしたものではなく、身体にフィットしたものを着ることで、体温が外に逃げないようにします。特にお腹や背中を温めることは大切で、身体に密着したインナーで覆っておきましょう。また、薄着をするときには、厚手の服よりも薄手の服を着て寝たほうが、服と服の間に空気の層ができて、温まった空気が層にたまり暖かく感じます。

冬に薄着になるときは首・手首・足首は暖める

薄着をする時に重要なのは、神経が集中していて、寒さを感じやすい場所を温めるということです。首・足首・手首を温めることで薄着をしていても冷えを感じにくくなります。手袋やレッグウォーマー、マフラーなどを活用して寒さを乗り切りましょう。

冬の薄着は無理しないで続ける

薄着が身体にいいからといって、体調が悪いのに無理をして薄着を通す必要はありません。寒気を感じる時は体調に合わせて着るものを増やしたり、使い捨てカイロを上手に利用するなどしてみましょう。

[3]冬に薄着で寝ると健康になる?

冬にパジャマも薄い生地でいいの?

冬は寒くてなかなか寝付けないからと、モコモコの厚いパジャマを着ている人がいるかもしれません。しかし、パジャマは薄いものがよいのです。厚いパジャマは自然な寝返りを妨げてしまう可能性があります。人は睡眠中に、寝返りを何度か繰り返します。この寝返りには、筋肉疲労を回復させる、血流を良くする、布団の中の温度や湿度を快適に保つ、背骨や腰のゆがみを整えるなどの大切な役割があります。

寝返りがしにくい厚いパジャマは、このような大切な役割を妨げてしまいます。また、人は冬でも寝ている時に汗をかきます。厚手のパジャマは汗を吸ってくれないため、中に熱がこもり寝苦しくなってしまいます。冬でもパジャマは汗を吸う生地で薄手のものを着ることで、寝返りをスムーズに行うことができ、快適な睡眠をとることができます。快適な睡眠は健康な身体に大きな影響を与えます。

布団はかけすぎない!

寒い冬は布団を何枚かけても寒い、と感じてしまう人がいるでしょう。布団の暖かさを左右させるのは敷き布団だと言われています。布団の暖かさは敷き布団が6割、掛け布団が4割関係しています。そのため、いくら何枚も掛け布団をかけても、敷き布団の保温が充分でないと暖かくならないのです。

フローリングや畳の上に布団を敷いて寝ている場合は、冬だけでも敷き布団を2枚にするなどの工夫をするといいでしょう。また、敷き布団にかけるシーツは保温性の高いものを使用すると保温効果が高まります。

羽毛布団の上に毛布をかけよう!

冬は軽くて暖かい羽毛布団を使用している人が多いでしょう。羽毛布団を使用する時は、暖かく使い続けるためのコツがあります。羽毛布団は、中の羽が空気を含むことで保温力が高まります。寝ている間に体温が羽毛布団に伝わり、ダウンが膨らんで暖かい空気を含み快適な睡眠がとれます。ずっと使っていると、布団の中の羽が片寄ったり固まってしまうことがあります。

使用する前に羽毛布団を軽くほぐして、中で羽が均等に行き渡るようにします。そうすることで、いつも快適に使用することができるのです。また、毛布やタオルケットは羽毛布団に伝わった暖かい熱を逃さないように、羽毛布団の上にかけましょう。上にかけるものは、羽毛がつぶれないような軽いものを使用しましょう。

[4]冬に薄着をして風邪を引きにくい体を手に入れよう!

薄着をすることで皮膚の感覚を鋭くし、体温調節機能を育てることができることが分かりました。子どもの頃から薄着で過ごすことに慣れていると、免疫力が高くなって病気にかかりにくい身体を手に入れることが期待できます。また、最近は「低体温」の人が増えてきています。低体温は健康のためにはよくありません。

風邪をひきやすくなったり、代謝が悪くなって太りやすくなってしまうなど、よいことはないのです。薄着をすることで代謝が上がり、それが体温を上げて健康的な体温を維持することになります。そして、薄着のほうが動きやすいですし、おしゃれができますよね。風邪を引くにくい身体を手に入れるためにも薄着を心がけてみてはいかがでしょうか。ただし、体調が悪い人は行わないよう自分の身体と相談しながら行ってくださいね。

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