免疫力は年齢とともに低下する!加齢に負けず免疫を高めるためにできる4つのこと

免疫力は年齢に関係することをご存知ですか?健康に過ごすためには免疫力が高いことが重要ですが、年齢と免疫力の関係はどのようなものなのでしょうか。免疫力が低下してしまったらどうなってしまうのか、免疫力を高める方法も合わせてご紹介していきます。

2018年03月06日更新

免疫力の基礎

Hiroko (カラケア編集部)

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[1]免疫力とは?

「免疫力」とは、ウイルスや細菌から私たちの身体を守ってくれる力のことです。私たちのまわりには目には見えないウイルスや細菌があり、それが体内に侵入すると病気になってしまいます。しかし、ウイルスが体内に入って来た時に、免疫がそのウイルスを退治してくれると病気にならずにすむのです。

免疫力の働きは、「免疫細胞」が血液に乗ってウイルスなどがいないか巡回して見つけると退治してくれます。血液に乗って身体中をまわっている免疫細胞ですが、その約6割は実は「腸」の中に存在します。ウイルスや細菌が腸へ入ってくるのを待ち構えて撃退するのです。

[2]免疫力と年齢の関係について

免疫力は年齢が高くなると落ちるって本当?

免疫力が一番高くなるのは20代です。生まれた時は免疫力が低く、だんだんと免疫力の力が強くなっていき20歳前後でピークに達します。それから少しずつ落ちていき、40代では20代の約50%ほど、70代になると20代の約10%まで落ちていきます。

免疫力が年齢とともに落ちる理由

免疫細胞は私たちの腸の中でウイルスを撃退してくれますが、この働きをする免疫細胞は「Th1細胞」「NK細胞」が代表的なものです。年齢とともに免疫力が落ちてしまうのは、このTh1細胞とNK細胞の働きが衰えるためです。加齢によって免疫細胞が作られる胸腺が萎縮したり、細胞が作られても加齢が原因で細胞の働きが弱まってしまうため、免疫力が弱まってしまうのです。

子供と免疫力の関係

生まれたばかり子どもは、お母さんから臍帯を通してもらった免疫力を身体の中に持っています。生後10ヶ月前後までは、この免疫力のおかげで病気をしにくくなっています。しかし、10ヶ月くらいになるとその免疫力が次第になくなっていき、ウイルスに感染しやすくなっていきます。

1歳前になると熱を出すことがありますが、お母さんからもらった免疫力が弱くなっていくことが原因です。病気は「免疫抗体」があるとかかりにくくなりますが、抗体は細菌に感染することでできるものです。なので、人は10ヶ月前後から病原体に感染して抗体を身体に作っていくのです。幼いころによく熱を出すのはこのような理由があります。抗体を作っていくことで徐々に病気にかかりにくくなり、大人になるとほとんど病気をしなくなるのです。

[3]年齢とともに免疫力が低下するとどうなるの?

年齢が高くなると免疫力が低下して病気にかかりやすくなる

免疫力が低下すると、ウイルスや細菌を退治する力も弱まるため、病気にかかりやすくなってしまいます。インフルエンザが流行る時期にお年寄りがインフルエンザにかかり重症化し、命を落としてしまうことがあります。
これは免疫力が低下しているために、ウイルスと戦う力が弱くなってしまうからです。そのため、普段からウイルスや細菌に感染しないように手洗いやうがいを心がける、マスクをして外出するなどして自己防衛をすることが大切になってきます。

年齢とともに免疫力が低下すると疲れやすくなる

免疫力が低下することが原因で、寝ても寝ても疲れが取れない、だるいなどの身体の症状が出ます。歳を取ると疲れやすくなるのには免疫力が関係しているのです。

年齢とともに免疫力が低下すると代謝が悪くなる

免疫力と基礎代謝は密接な関係にあります。免疫力が低くなると血流が悪くなり、血流が悪くなると全身をめぐる血が活発に流れなくなり、身体の末端に血が行き届かなくなることで冷え性の原因につながります。そして、それが低体温の原因となり代謝が悪くなるのです。

[4]免疫力を高めるために今すぐできる4つのこと

規則正しい生活・食生活を心がける

毎日の生活を規則正しく過ごすことで身体の免疫力が高まります。人の身体は夜に体温が下がり、朝起きて朝食を食べることで体温が徐々に上がっていきます。朝ごはんを食べないまま過ごすと、うまく体温が上がらず低体温の原因につながります。

ストレスをためないようにする

加齢によって免疫力が低下するため、意識して免疫力を高める必要があります。そのための方法として、ひとつは「ストレスをためないこと」です。
免疫力は自律神経と深い関係にあります。自律神経とは自分の意思とは関係なく身体の各部分を支配する神経です。例えば運動をすると呼吸や心臓の動きが早くなる、暑さで汗が出るなどの反応です。自律神経は疲れやストレスによって働きが悪くなることがあります。自律神経が乱れると免疫力が低下してしまうので、ストレスをためないようにすることが大切です。

無理のない程度の運動をする

免疫力を高めるために有効な方法の一つに、「適度な運動をする」ことが挙げられます。例えば、30分ほどの時間ウォーキングをする、無理のない程度にスクワットをするなどです。激しい運動ではなく、毎日できるような内容の運動がいいのです。

体を内側・外側から温める

免疫力は体温を上げることで高まります。その体温を上げるために、まずは身体を温める必要があります。食べ物の中には身体を温める食材があり、その代表が根菜です。
また、夏でも身体を温めるために冷たい飲み物を避けるなど意識しましょう。そして、身体を温めるためには40度ほどのお風呂に浸かるのがおすすめです。夏でもシャワーで済ませずに、お風呂に浸かるようにしましょう。

[5]年齢に負けず免疫力をあげよう!

年齢が上がるとともに免疫力が低下してしまうのは避けようがないことですが、免疫力は意識して上げることができます。毎日の生活の中で少し意識することで、免疫力を上げられるので、年齢に負けずに免疫力を上げて健康に過ごしましょう!

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