【管理栄養士監修】チョコレートの効果とは?カロリーや摂取量に注意して健康的に食べよう

寒くなると食べたくなってくる食べ物のひとつがチョコレート。冬になると新商品も多く出ることもあり色々試したくなりますよね。このチョコレートには健康に良い効果があることも知っていましたか?今回はチョコレートの成分や最近話題のハイカカオチョコレートの健康効果について管理栄養士の橋本が紹介します。

2018年02月27日更新

免疫力と食事・サプリ

あやか (管理栄養士)

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[1]チョコレートにはどんな種類・成分があるの?

ひとくちにチョコレートと言っても、ホワイトチョコレートから最近流行りのハイカカオチョコレートまで種類は様々です。ここではその分類を紹介します。

チョコレートは何で出来ているの?種類と成分を比較!

まずチョコレートはカカオ豆から出来ているということはみなさんご存知だと思います。正確にはカカオ豆を粉砕し、様々な行程を経てカカオマスとカカオバターに分けて、 砂糖やミルクなどを加えて食べやすく調理したものがチョコレートです。カカオマスが入っていないものがホワイトチョコレートになります。
また、カカオマスのチョコレートに占める割合によって、一般的なチョコレートは40%以下、40%以上をハイカカオチョコレートと言うようです。

チョコレートのカロリーはどのくらい?

チョコレートのエネルギーは市販されているミルクチョコレートで、100gで588キロカロリー程度になります。ホワイトチョコレートだと100gで558キロカロリー程です。ちなみに市販の板チョコは1枚で約60gです。脂質と糖質が大部分を占め、たんぱく質も100gで5~7g程度含みます。
ハイカカオチョコレートの場合は、カカオマスの割合によってエネルギーは違ってきますが、カカオが多くなると脂質が多くなる傾向があります。

[2]チョコレートを食べると期待できる効果とは?

チョコレートにはポリフェノールやギャバなどの成分が入っています。これらは適量を摂れば、体の中で良い働きをしてくれます。成分別に働きをみてみましょう。

チョコレートに含まれるポリフェノールの効果

チョコレートの主原料であるカカオにはポリフェノールという成分が含まれています。このポリフェノールには抗酸化作用があると言われています。抗酸化作用とは、体内で生成される過酸化酸素による酸化を防いでくれる作用のことです。

チョコレートに含まれるGABAという成分の効果は?

チョコレートにはGABAという成分が入っています。GABAとはγ-アミノ酪酸という成分で、頭文字をとってGABAと読んでいます。この成分には、一時的・心理的なストレスを低減する効果が期待できるとされています。チョコレートを食べるとちょっとホッとする効果があるということですね。

[3]チョコレートはいつ食べるのが効果的?適量やベストな食べ方

体に良い成分が含まれているチョコレートですが、ではいつ食べるのが良いのでしょうか?ここでは、チョコレートを食べるおすすめのタイミングをご紹介します。

チョコレートはいつ食べるのが効果的?

チョコレートは油分が多く、砂糖の割合によっては糖質も多くカロリーも高い食べ物です。そこで、これから活動を控えている朝や午前中に摂取するのがおすすめです。逆に、あとは寝るだけの夜や寝る前に食べることはおすすめしません。
また、チョコレートに含まれる糖質は脳で使われるショ糖が多く含まれてるので、仕事の前や合間、勉強の前、試験の前にとるのもおすすめです。

チョコレートの1日の適量はどのくらい?

先ほども紹介したようにチョコレートは脂質の多い食品なので、食事も取ることを考えると1回量は1〜3かけがオススメです。1日では5〜6かけ以内に抑えたほうが良いでしょう。

チョコレートの食べ過ぎは体に影響がある?

チョコレートには良い成分も多く含まれていますが、食べ過ぎは体調不良や肌荒れの原因にもなります。さらに、ハイカカオチョコレートはチョコレートに占めるカカオマスの割合が多いので、脂質もミルクチョコレートより多くなってしまう傾向があります。1日に100gを食べると、それだけで30~49歳女性の生活習慣病予防のために目標とすべき脂質の1日の摂取量に達してしまいます。そのため、食べすぎには注意して適量を心がけましょう。

[4]最近注目のハイカカオチョコレートの効果と注意すべき摂取量

近年注目されているハイカカオチョコレートとはどんなものでしょうか?カカオがたくさん入っているだけでしょ?と思っていませんか。実は、それだけではない効果があるのでここで紹介します。

ハイカカオチョコレートとは?

最近話題のハイカカオチョコレートとは、一般的にカカオマスの占める割合が40〜99%のチョコレートのことです。カカオマスが多いので、一般的なミルクチョコレートやホワイトチョコレートよりも苦味が強く、甘くないのですが脂質は多くなっている傾向があります。

ハイカカオチョコレートを適量食べて健康維持

明治のチョコレート効果(86%の場合)という商品は、1枚に174mgのカカオポリフェノールが含まれます。ポリフェノールには先ほども説明したように抗酸化作用があるので、適量をとると健康維持が期待できます。

しかし、気管支拡張や利尿作用のある物質であるテオブロミンやカフェインが、普通のチョコレートの4倍以上含まれるものもあるので注意が必要です。健康な人が嗜好品として楽しむ分には問題ないのですが、持病を持っている人やこれらの成分に感受性の高い人はハイカカオチョコレートを摂取する際は気をつけましょう。

テオブロミンやカフェイン量はパッケージに記載がないことが多いので、持病をお持ちの方はかかりつけ医に相談するようにしましょう。銘柄によってはカドミウムの含有が多いものもあり、すぐに健康被害を及ぼす量ではないのですが継続的な摂取の際には注意が必要です。

独立行政法人 国民生活センター

[5]チョコレートの効果を期待するなら食べ方や摂取量に気を付けて

チョコレートはそのまま食べる以外にも、コーヒーに溶かしてカフェモカにしたり、カレーの隠し味に入れたりと食べ方がたくさんあります。ハイカカオチョコレートは甘さ控えめなので料理への活用が様々ありそうですよね。この機会にチョコレートの選び方や食べ方をマスターして、健康に冬を乗り切りましょう。

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